楽器の寄付事例

グランドピアノを宮城県多賀城市に寄贈しました

宮城県多賀城市「グランドピアノ」を贈呈

株式会社リブランより、東日本大震災で被災した宮城県多賀城市に、新品のグランドピアノ(YAMAHA CX3)を寄贈します。(2021.10.8)

多賀城市と株式会社リブランの“絆”

2011年3⽉に発⽣した東⽇本⼤震災時には、津波により市の3分の1が浸⽔し、200⼈以上が犠牲となった多賀城市では、市⺠団体が主体となって復興仮設住宅で定期的にコンサートを開くなど、⼈々の⼼を⾳楽が癒してきたものの、新型コロナウイルス感染症拡⼤に伴いその機会は激減し、地元で活動する⾳楽家にとっても⼤きな痛⼿となっています。

これまでの復興・再⽣期間を経て、今後、地元の⽅々の⼼のケアが⼀層重要度を増し、そこには⾳楽が重要な役割を担うと確信し、当社では⾳楽による⼼の復興⽀援を模索してきました。

本企画担当者の⼾⼝⽊綿⼦(株式会社リブラン 宣伝部)は宮城県出⾝の声楽家でもあり、2011年11⽉、恩師の松尾英章⽒が実⾏委員⻑を務め、毎年多賀城市で開催している「復興の詩 独唱コンテスト」の前⾝である、アート・インクルージョン実⾏委員会の企画「⼤震災復興⽀援チャリティーコンサート」に出演しました。

当社⼊社後は、同社が企画・管理している24時間楽器演奏可能賃貸マンション「ミュージション」に住む⼊居者やその仲間と「みんなの合唱団」を結成し、その指導者として、同コンサートでソリストを務めたバリトン歌⼿の⾼橋正典⽒を迎えるなど、宮城、そして「復興の詩」が繋いでくれたご縁を⼤切に育んでまいりました。

みんなの合唱団

また、当社の代表取締役の鈴⽊雄⼆が理事⻑を務めるNPO法⼈「緑のカーテン応援団」では、東⽇本⼤震災復興⽀援として、仮設住宅へ夏の暑さ対策のため“緑のカーテン”を届ける活動を⾏ってきました。

2011年にプロジェクトがスタートしてから、初めて“緑のカーテン」を設置した第1号の仮設住宅が多賀城市⼭王であったこと、被災状況から復興の様⼦に毎年触れていたことから、同市へのピアノ寄贈を決めています。

贈呈式・ピアノお披露目のミニコンサートを開催予定

日時:2021年11月13日(土)14:00
会場:多賀城市文化センター 大ホールホワイエ(宮城県多賀城市中央二丁目27番1号)